アカデミー活動報告

高松

身近な人がPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されたら・・

サスケアカデミー高松の辻です。今回はPTSDについて少し。

PTSDとは・・・(以下ネット検索から引用させて頂いている部分あり。)

とても怖い思いをした記憶がこころの傷となり、 そのことが何度も思い出されて、恐怖を感じ続ける病気です。

PTSDとは、命の危険を感じたり、自分ではどうしようもない圧倒的な強い力に支配されたりといった、強い恐怖感を伴う経験をした人に起きやすい症状です。その怖かった経験の記憶がこころの傷(トラウマ)として残り、様々な症状を引き起こしてしまうのです。
人によって、怖い経験は異なります。

では、PTSDになる人はこころの弱い人なのでしょうか?実際にはそんなことはなく、どんな人がPTSDになりやすいのかはわかっていません。PTSDは、誰がなるかわからない障害です。言いかえれば、誰にでもその可能性があるのです。

いつまでもこころの傷を克服できないからといって、自分を責めないでください。とても怖い思いをしたあなたにとって、PTSDは自然の反応ともいえるのです。

<PTSDの症状>
・・・突然、つらい記憶がよみがえる
周りからみると、何もないのに突然感情が不安定になり、取り乱したり涙ぐんだり怒ったりするので、理解に苦しむことになります。
その事件や事故を、もう一度体験しているように生々しく思い出されることもあります。

・・・常に神経が張り詰めている・過覚醒
常にイライラしている、ささいなことで驚きやすい、再び危険な状況に陥ってもすぐに対応できるよう身構えている・警戒心が行き過ぎなほど強くなる、ぐっすり眠れない、などの過敏な状態が続く

・・・感覚がマヒする
家族や友人に対してこれまで持っていたような愛情や優しさなどを感じられなくなったり、人にこころを許すこともできなくなりがちです。

・・・記憶を呼び起こす状況や場面を避ける
意識できない場合でも、自分で気づかないうちにそうした状況をさけるようになる。

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では・・もしも・・・家族や身近な人・職場の同僚などがPTSDと診断されたらどういった対応をしますか?大切な相手だからこそ知っておきたいこと・・調べてみました。

時に、よかれと思って言った励ましの言葉やなぐさめの言葉が、かえって相手を傷つけていることがあります。
ただ、相手の言葉をさえぎったり否定することなく、だまってうなずきながら話を聞くだけで、本人は少し楽になります。
いらいらしがちで、神経過敏になっていることを覚えておくことが重要だそう。ある意味、当人の一部分はいまだに外傷体験の中にいるのです。何が起こったか話せるように、時間を割いてあげましょう。一般的なことをたずねるようにしていくことが効果的だそうです。

PTSDには単純性と複雑性があったりといろいろな分類があります。
こういった経験を聞いているうちに聞き側も心情に混乱をきたさないように注意も必要になってきます。医療機関と連携し、「治療によってよくなる」ということを理解・共有し、少しずつ歩んでいけるといいですね。

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