在学中から就労移行支援の利用は可能?
一般企業に就職を目指す人のなかには、高校や大学に在学中の学生の人もいますね。
就労移行支援事業所は一般企業への就職をめざすために必要なサポートが受けれらる場所です。
在学中は、就労移行支援のサービスを利用できるのでしょうか。
1.就労移行支援の利用条件
症状や体調が心配で働く自信がない。
治療期間が長く社会復帰できるか心配。
仕事したいが障害があり外出が不安など。
障害者手帳を持っていない方でも、医師の診断書や障害福祉サービス受給資格等があれば、利用できる場合があります。
利用条件: 一般企業等への就労を希望する人
年齢条件: 18歳以上65歳未満の方(原則)
利用期間: 2年(原則)
対象者: 身体障害、知的障害、精神障害、難病、他
利用料金も無料になる場合も多いので、問い合わせてくださいね。
2.高校生は年齢条件により対象外(体験会や職場体験、会社見学OK)
在学中でも体験会参加や職場体験、会社見学参加はOKとなります。
本格的に利用する場合、高校卒業後からとなりますが、高校生を対象に見学会や体験実習を企画しているので、卒業後を見据えて在学中から探し始めることをおすすめします。
卒業前に利用したい就労移行支援事業所を決めておけば、卒業後にスムーズに職業訓練を開始させることが可能ですね。
徳島県の高校生向けおしごと本「MOVE ON!」にサスケ・アカデミー徳島が紹介されました。
3.就労移行支援は大学生や専門学校生は利用可能なケースあり
4年制の大学生や短大生、専門学校に在学中の方は、自治体の判断により就労移行支援事業所を併用することが可能なケースもあります。
在学中からパソコン演習や資格取得支援を通じてサポートし、卒業までに就職先が見つかる可能性が高いため、卒業後はそのまま社会人として仕事をスタートさせることができます。
大学や専門学校には、専門のスタッフがいないこともあり、適切な支援が受けられない場合もありますね。
就労移行支援事業所には、障害に関する知識や支援サービスの経験豊富なスタッフがサポートしてくれるので安心です。
また、大学や専門学校と連携しながら職業訓練を受講し、寄り添った支援が受けられることも可能。
大学や専門学校では、就職活動のサポートは受けられますが、入社後のフォローはありません。
就労移行支援事業所では入社後も定着して勤務できるよう、*定着支援を行っています。
仕事上の悩みが相談できるだけでなく、会社側にかけあって解決へと導いてくれることもあるので、長期的にサポートができます。
*定着支援 就職後の人間関係や仕事上の悩みを解決し、長く働き続けられるようにサポートする福祉サービスです。
4.まとめ
・高校生は年齢により対象外(体験会や職場体験、会社見学OK)
・大学生や専門学校生は利用可能
・就職活動期間が節約できる
・寄り添った支援が受けられる
・就職後のサポートも受けられる
・パソコン演習や資格取得支援が受けられる
在学中から就労移行支援事業所を利用することはメリットが沢山あり、就職支援や生活支援を行い入社後もサポートしていきます。
学生の方で就労移行支援を利用されたい方は市町村により対応が違う場合もあります。
卒業後の就職が心配な方は、ご連絡くださいね。
在学中の方は見学から始めてみませんか?
サスケアカデミー電話ご相談 0120-063-067