「季節性うつ」は、季節に関連してうつ症状が現れるので、別名『季節性感情障害(SAD)』と呼ばれることがあります。
「冬季うつ病」「夏季うつ病」があり、20歳代前半、女性に多く、高緯度地方で、白夜の北欧ではさらに多いそうです。
「冬季うつ病」は精神面でも意欲低下、倦怠感、などの抑制症状が中心で、憂うつ感などの抑うつ症状は目立たない、日中の眠気の増加が起こること、米やパン、チョコレートなどの菓子類を好み、午後から夜にかけて増強するといわれるそうです。
そのため、冬季うつ病は冬眠している様子にも似ているとのことです。
治療法は1~2時間程度、2,500~10,000ルクスの高照度の光を照射すると良いそうです。
治療の効果は比較的早く認められ、1週間程度で改善することが多いといわれます。
中断すると再発する可能性が高いので、冬季の間は連日行なうほうがよいとされているようです。
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