この記事を作ろうと思ったきっかけは、私がサスケ・アカデミーで在宅訓練をしながら、就職活動をしていた時に疑問に思ったことが「出勤している間の情報はたくさんネットで調べられるけど、仕事に行く前の自宅で行う毎日の身支度ってどんなことをしているんだろう?家族や介護ヘルパーさんに介助してもらいながら出勤準備している人の参考例を知りたい」と思っていました。
しかし、毎日の朝の出勤準備についての情報はあまり出逢えず、その当時は自分が就職した後の生活はぼんやりとしかイメージができませんでした。
だからこそ今、同じ悩みを抱えて参考例を探している方に向けて作成しようと思いました。
介護ヘルパーさんに依頼している出勤準備の介助内容は、手の麻痺の関係上、コップを持ったり、綺麗に歯を磨いたり、寝癖直しが難しいため、仕上げ磨きや寝癖直しの確認の依頼や更衣介助依頼です。
・出勤前 起床後からのスケジュール
- 7時00分 介護ヘルパーさんが訪問 起床
- 7時10分 介護ヘルパーさんに洗濯を依頼する
- 7時20分 朝食作りを依頼する (インスタントコーヒーのみ朝はあまり食べない派)
- 7時30分 整容 「歯磨き、寝癖直し等」を依頼
- 7時50分 更衣介助依頼 「ワイシャツを着させてもらい、ネクタイをつけてもらう」
- 8時00分 洗濯物を干してもらうよう依頼する
- 8時15分 身の回りに必要なものが揃っているか確認
- 8時30分 介護ヘルパーさんの支援終了
- 8時30分~9時30分まで 自由時間
こちらが私の出勤前の大体の出勤準備スケジュールです。
もちろん多少前後したりしますがおおよそ1時間半あれば出勤準備が出来るような状態です。
業務自体は10時からなので一応8時に起きても間に合う計算ですが、過去に大寝坊してサスケ・アカデミーの在宅訓練に遅刻しそうになったことがあるので、反省を生かして現在では余裕を持ったスケジュールを組んでいます。
使用しているネクタイが普通のとは少し違うので、皆様の参考になればと思い紹介させていただきます。
結ぶタイプではなくバックルで簡単に止め外しが出来るものになります。
私が学生の時、家族が「これなら着けやすいんじゃない」と買ってくれたものを今でも使用しています。
全く同じネクタイは店舗やネットショップでも見つけられなかったのですが「ワンタッチネクタイ」と調べるとバックル式やアジャスター式などがたくさんありました。
通常のネクタイを着けるのが難しい方で着けやすいネクタイを探している方は「ワンタッチネクタイ」を検索してみてください。
・出勤後 勤務中のスケジュール
- 9時40分頃 出勤報告をSkypeにて送信
- 9時45分頃 今日作成する記事について確認
- 9時50分 マウス等を準備する
- 10時00分 業務開始報告
- 10時~11時40分 記事作成※疑問点があればその都度相談
- 11時45分頃 その日の成果物をSkypeにて送信し、確認していただく
- 11時50分 記事の感想や修正箇所についてのメッセージが届くので確認して返信
- 12時00分 業務終了
Skypeにて出勤報告を済ませ、今日作成する記事について確認してから業務開始です。
業務中は資料やメモ用iPadを置いて、正しい情報か調べながら責任もって取り組んでいます。
記事が完成するか、業務時間が終わる前で途中になった場合「名前を付けて保存」をしてSkypeにて送信し、成果物の報告をしています。
報告に対するメッセージが届くと内容を確認して返信し、退勤という流れです。
メッセージの中で感想を頂けると嬉しくなりますし、修正箇所があれば素直に反省し次に活かそうと向上心に繋がっています。
在宅勤務している人の朝ってこんな感じなんだぁと参考になれば幸いです。
在宅訓練をしつつ就職後の生活のイメージを作っておくと、おすすめです。
岡矢 哲汰
Tetta Okaya
脳性麻痺と診断され車いすでの生活を送っています。
高校卒業後から1年後介護サービスを利用しながら一人暮らしを始めました。
サスケ・アカデミー高松での在宅訓練で得た経験や感謝をいかして日々挑戦を恐れず業務に熱意をもって取り組んでいます。
これからの夢
時間を延ばせるように会社に貢献し日々皆様が明るく楽しくなるよう努めたいと思います。