私なりの「仕事でのモチベーションの保ち方」について書いていこうと思います。
この記事はこれから就職される方、現在就職している方に読んで頂きたい記事です。
1.仕事をするのが大変だった時期のモチベーション保ち方
・自分が苦手としていた業務との向き合い方
結論を先に書くと「必ず評価してくれる人はいるので自分を卑下しすぎない」のが向き合い方のコツだと思います。
そう感じたエピソードがあるので書いていきます。
私が社会人になって初めて行った業務は図面チェックでした。
マウスでの細かい操作や、初めて見る用語を覚えるのに必死でしたが、行き詰るポイントがあったのでそこから徐々にモチベーションが下がってしまい、「どうせ自分にはできない・周りにいる方たちの方が優秀だから・会社にとって必要ないのかな」と思い悩みながら出勤していました。
最初は「何か迷惑をかけてしまった?」と心配しましたが、実際には「最近元気がないように見えたから」とのことでした。
心配をさせてしまったと少し落ち込みましたが、正直に「今の業務をしていて向いてないと思うこと、会社にとって必要ないのかなと悩んでいること」全て打ち明けることにしました。
すると意外な言葉が返ってきたのです。
「私は岡矢さんが頑張っていると思います。図面チェックは苦手でも向き合おうとしている。きちんと体調管理をし、元気に出勤報告してくれる。そんな真面目な部分が素敵ですよ」と言葉をかけてくださり、少し焦りがなくなったように思えました。
そこから心境を新たにし入社数か月後にある確認テストに向け、図面チェックは出来なくともせめて用語だけは覚えようと必死でした。
テストの結果はチェック部分はほぼ全滅、用語編では1か所以外全て正解という結果でした。
テストが終わり、また苦手なチェック作業かと少しため息が出そうでしたが、この後起こった出来事が大きい変化をもたらすきっかけとなったのです。
・苦手なりに出来ることを探して成長した話
チェック作業に悪戦苦闘しながら取り組んでいた時、業務連絡のSkypeグループに1件メッセージがありました。
「皆さんお疲れ様です。改めましてテストお疲れ様でした。〇月〇日慰労を兼ねた親睦会を開こうと思っております。是非参加を」
このメッセージ見て最初は「親睦会開かれるのかぁ参加しよう!(^^)!」としか考えてなかったのですが、その日の業務終了後「親睦会のお知らせチラシあった方がより楽しみが増すかも」と思い、次の日の朝上司にあたる様な存在の方に「お疲れ様です。ご相談したいのですが、グループメンバーの皆様が親睦会をより楽しみにできるように親睦会のチラシを作成してみたいです」とメッセージを送ってみました。
今までは指示された講義や業務に取り組むだけだったので、自分から提案するのはすごく緊張した思い出があります。
返ってきたのは「ありがとうございます。お知らせは作成して配布しないといけないと考えていたのですが、まだ作成できておらず岡矢さんがよければ是非お願いします」と連絡頂けて、非常に安心と嬉しさでいっぱいでした。
そこからはプログラム内容、使用するテンプレートの確認、iPadでのイラストづくりなどバタバタと進めていきました。
昔から文章作成、作品作りは好きだったので、初めて自分が活躍できているなと実感し、相談しながら作成しました。
完成したチラシを確認してもらい、OKが出たのでグループに送付したところ「イラストもあっていいと思います。ありがとうございます」等メッセージを頂き、心から「提案して作成してみて良かったな」というあったかい気持ちに包まれました。
この経験を通して、「苦手なことにばかりに囚われて自分を責めず、何が出来るのか、会社の役に立つのかを考えて行動する」ということを学べたので非常に感謝しています。
2.仕事に慣れはじめた時期のモチベーション保ち方
・仕事に対する目標と熱意を持って取り組む
結論を先に書くと「慣れてきた時期に目標を定める」です。
仕事を始めたばかりの時は「早く慣れなきゃ、頑張らなきゃ」という気持ちが原動力となりますが、慣れ始めた時にモチベーションが下がってしまう時もあると思います。
そんな時におすすめするのが目標設定です。
目標を立てると仕事のモチベーション維持がしやすく、頑張ることができます。
私が目標としているのは「自分の書いた文章で世の中に貢献する、勤務時間を延ばせるように体調管理をし、会社に貢献できる人になる」という2つを意識して日々業務に取り組んでいます。
・好きなことは続けたいという気持ち
自分の好きなことを仕事にすることが出来たら、仕事自体が楽しく続けられると思います。
私は今の仕事が本当に大好きで、心から幸せを感じています。
これからも自分が書いた記事が誰かの役に立てる時が来ることを願って書き続けたいです。
3.まとめ
仕事には辛い時・苦しい時期もありますが今までやってきたこと、現在取り組んでいることは誰かの助けになっているので、自信を持って仕事に向き合っていきましょう。
また好きなことを仕事にしたり、目標を立てて取り組むことで、自然とモチベーションは保てると思います。
この記事を読んでくれた方の笑顔に繋がれば私も嬉しいです。
以上で終わります。
岡矢 哲汰
Tetta Okaya
脳性麻痺と診断され車いすでの生活を送っています。
高校卒業後から1年後介護サービスを利用しながら一人暮らしを始めました。
サスケ・アカデミー高松での在宅訓練で得た経験や感謝をいかして日々挑戦を恐れず業務に熱意をもって取り組んでいます。
これからの夢
時間を延ばせるように会社に貢献し日々皆様が明るく楽しくなるよう努めたいと思います。