就労移行支援とは、心の病気や障害などで働くことにお困り事を感じている方に対して自分に合った職場に就職するために、就職準備から就職活動、就職後の定着支援をサポートをしてくれます。
また、就労移行支援は障がい者手帳の有無に関わらず、医師の診断や自治体の判断により利用することができる場合もあります。
ここでは、就労移行支援の利用から就職、就労定着支援までの流れをご紹介します。
目次
1、就労移行支援施設の利用料金について
就労移行支援施設の利用料金の自己負担月額は、前年の世帯収入に応じて変わってきます。
世帯所得とは、利用する本人と配偶者の所得の合計のことを指し、同居していても親の分は含みません。
・生活保護|生活保護受給世帯と市町村民税非課税世帯・・・0円
・低所得 |市町村民税非課税世帯・・・・・・・・0円
・一般1 |市町村民税課税世帯(所得割16万円未満)・・・9300円
・一般2 |上記以外・・・37200円
就労移行支援施設の利用料金
2、就職へ向けて生活と体調を安定させる
企業に就職すると始業から、終業時間まで仕事をするという生活を長期間続けなければなりません。
また、生活面と体調面は企業が重視するポイントでもあります。
こうした生活に対応できるよう、睡眠や食事といった生活面と体調面を安定させることを目指します。
支援機関や病院と連携し、健康チェックやカウンセリングを受けたりしながら、改善に向けて取り組みます。
3、 働くためのスキルやマナーを学ぶ
就労移行支援施設では、訓練や学習を通して、モチベーションを維持できるようコミニケーションスキルやビジネスマナー、パソコンスキルなど、様々なカリキュラムを学ぶことができます。
4、就職へ向けて企業研究
就職後長く働くためには企業について知り、自分に合った職場を見つけることが欠かせませんね。
まず、どんな職種や業界があるのかを知ることが大切です。
どんな人に向いているのか、メリット、デメリットは何かなど理解し、仕事内容や社風、採用実績など企業について調べ、働きやすい会社であるかの判断もできるようにしておくことも必要です。
5、就職活動をする
就労移行支援施設では、就職活動も全面的にサポートいたします。
就職条件には、給料や勤務時間、休日などの自分に合った条件があると思います。
就職してから「思っていた仕事と違う」と思わないよう、求める条件をはっきりとさせておくお手伝いも致します。
応募書類の作成も手伝ってもらえるため、各企業の特徴や求めている人材を考慮しながら、自分の魅力が伝わる応募書類を作成していきます。
面接もスタッフと面接練習を何度もすれば、自信がついて堂々と本番に臨めるようになります。
一般企業やハローワーク、障害者職業センター、障害者就業・生活支援センターなどと連携してよい職場探しをおこない支援していきます。
6、就職内定後から就労定着支援へ
就労定着支援とは、就職後も就職先への訪問や面談等により職場での状況を把握するよう努め、一般就労をしている障がいのある方が長く職場に定着できるよう職場訪問や面談を通じてサポートをし、どのような支援が必要か相談し就労定着支援計画書の説明や作成をしていきます。
また、就労定着支援計画に基づき、職場訪問や面談を通じて安定的かつ長期的に働けるよう支援していきます。
7、サスケ・アカデミーでは
サスケ・アカデミーでは在宅就労の選択肢も持てるようにオンラインでCAD やビジネスマナー、コミュニケーションスキルを学んだり、独自のe ラーニングシステムでITや、WordやExcelといったパソコンの使い方なども学ぶことができます。
企業に行って見学や実習を行うこともあります。
サスケアカデミーでは就職後もいつでも専門スタッフがご相談やお話します。
ちょっとした質問・相談もお気軽にご連絡ください。
サスケアカデミー電話ご相談 0120-063-067